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大原の観光名所からは少し離れているけれど、だからこそ残る昔のままの大原の静けさ。
小松均美術館はその中にさらにひっそりと佇んでいます。
1990年、天才日本画家・小松均の遺志を受けて、遺族が故人の住居に開館。 その情熱の全てを傾け描いた素晴らしい絵画の数々が、訪れる人を無言の感動に誘います。 大原の水の清さと自然の美しさに魅せられた小松均画伯。 25歳から87歳で亡くなるまで、この里で絵の修業一筋に過ごしました。 自ら田畑を耕し鶏を飼った自給自足の生活。貧窮は困難を極めたものの、理想の追求には画壇も金銭も要らなかったのです。 彼にとって絵画とは自然そのもの。全てを大自然に委ね、また全てを大自然から得た画家でした。 |
美術館は4つの小さな棟からなり、1号館は色彩画。
2・3号館は故人の生涯を追うかのように徐々に水墨画の占める率が増えていきます。
そして4号館は、美術館としては異色とも言える畳の仏間。
仏道修行の中で開眼した宗教画とともに、小松均自身の遺影を掲げた仏壇が備えられています。
神と崇めた大自然の魂が宿る“孤高の画仙人”の雄大で厳粛な作品に、誰もがきっと、そっと手を合わせるはずです。 |
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