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大原名物、草葺きの家。点在するそれらの家のなかでも、ここ大原茶屋はひときわ立派で目を引きます。
ここの屋根は、青森県は津軽から取り寄せた良質の葦。
なんとあの伊勢神宮を葺いている職人さんが屋根葺きをしてくれているとあって、威風堂々の貫禄は納得ものです。
そもそも草葺の屋根は、土間のかまどや囲炉裏の煙で屋根が燻されてコールタール状になったすすが、 逆に防腐・防水の役目を果たすもの。昔なら一旦葺けば3〜40年は持ったと言います。 ところが現代の生活ではめったに天井が燻されることはなく、持ってせいぜい7〜8年。 それでも、築230年を超える家屋は全く姿を変えずにどっしりと健在です。 |
そんな昔ながらの大原茶屋は、一閑張りの14代目としても名を馳せるところ。
一閑張りとは、竹骨を組んだ籠に手漉き和紙を何重にも張り、漆で塗り固めた竹細工品のこと。
京都の伝統工芸品にして、茶道千家の茶道具入れとして御用達の品です。 インテリアとしても、お部屋の雰囲気に格を与えるにはもってこい。 同じ製法で作る番傘も興味深いもの。 家屋をバックに写真を撮るだけではなくて、実際に伝統と歴史をテイクアウトできる、大原の名所です。 |
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