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紅葉が赤く染まる頃、大原の賑わいはピークを迎えます。 その目抜き通りである367号線、通称鯖街道から西へ外れることほんの一筋。 阿彌陀寺は17世紀の開山当時そのままに、いまだ霊域の趣を保つお寺です。 ちょっとしたハイキングコース並みの山を登り、まず目にするのは実相の滝。 静かに激しく落ちる滝の流れと空気の清々しさに、心も洗われるようです。 さらに登ると、天然記念物のイロハモミジの大木が。 樹齢は800年にものぼり、紅葉の名所・古知谷の中でももちろん最大。 幹に多数の支根が絡みつく特異な形状と合わせて、静寂の中に堂々とその根をおろしています。 |
| 生身にして阿彌陀佛の尊号を拝した弾誓上人がここを開基したのは1609年。 永住を望んだ大原の住人たちの願いを受けて、上人は自ら霊木を切り草刈鎌で自像を刻み、自身の頭髪を植えて本尊としました。 今もなお、ご本尊には上人の頭髪が残っています。 |
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上人はその後、穀を断ち塩を断ち、松の実と皮を食べて体質を樹脂質化したのち、生きながら石棺の中に入りミイラ仏となられました。 現代のご時世では何かと物議をかもすミイラ事情ですが、ここ阿彌陀寺で石廟の前に立つと厳粛な気持ちを禁じ得ません。 |
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● 古知谷 阿彌陀寺 ● 京都市左京区大原古知平町 電話 : 075−744−2048 −拝観料− 拝観料:300円 御朱印300円 拝観時間 : 9:00〜16:30 |
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